沈下修正・空洞充填のテラテック

業務を止めずに床のお悩みを解決

0120-873-835
0120-873-835

webからのご相談窓口

業務提携 特別インタビュー

ジャロック社×メインマーク社 業務提携
物流倉庫の自動化を強力に促進します

床の沈下修正工事を行うメインマーク株式会社とマテハン機器総合商社である株式会社ジャロックは、現在喫緊の課題とされる物流業界の自動化設備導入促進を目的に業務提携を行いました。この度、両社代表に提携の背景、内容、今後の展望についてお話を伺いました。

  • ジャロック様 業務提携インタビュー01

    ビジネスモデルとしての親和性


    ― 事業内容を教えてください
    川口(メインマーク) ジャロック様 業務提携インタビュー02メインマークは、建築関係の仕事をしておりますが、地震や地盤沈下が原因として起こる既存建物や床の傾きを直すことに特化した工事を行っています。

    これまでは倉庫の床の沈下や段差は、長い修繕期間をとる方法しかありませんでした。一般的であるコンクリートの打ち替えや上塗りです。その場合、施設の中の全ての機械やラック、パレットなどの荷物を一度動かし、施工、乾いたらまた機械を元に戻し、レベル出しなどの再調整が発生します。工期も200㎡で一か月ほどかかり、その間の営業は止まってしまう。ですが弊社の「テラテック工法」では、8時間で終了します。

    この工法を日本ではじめてから19年経ち、施工実績はついこの間3,500件となりました。19年前も今も皆さん同じことで困っています。多くの施設で床が傾いていたり、沈んでいることで何かしらの障害がおきていても、営業を止めるわけにいかないと我慢しながら使用し続けています。まだまだ一般的に認知度が低いのだなと感じています。


  • ― 日本は災害が多く、地震の影響を受けて地盤が軟弱化した地域は、かなり傾いていると聞きますしね。
    川口 東日本大震災や熊本地震の後は、倉庫業の方からのお問合せが急に増えるんですよ。中がたわんで、すり鉢状になっているのを早く直したいと。地元の工事会社に頼もうにも、被災地においては他の緊急工事で忙しく対応できないし、できたとしても1カ月半はかかってしまう。それを僕らだと1日で修正し、次の日から営業を再開できる。


  • ― 地中に樹脂をいれるということですが、樹脂の耐用性はどの程度になりますか。
    川口 ウレタン系の樹脂で、膨張して硬化すると最低30年は同じ形、同じ重さ、同じ強さであることが確認されています。弱点は紫外線ですが、弊社の使用法だと地盤の中に樹脂を注入するので、その影響はほとんど受けないと言えます。もともとはフィンランドで生まれた工法で、それが世界へ波及していきました。日本には19年前に僕らが持ち込み、日本の環境に適すように改良を加えた特許工法です。


  • ― ジャロックさんは様々な種類の物流機器を取り扱っていらっしゃいます。
    斉藤社長(ジャロック社) ジャロック様 業務提携インタビュー03 今年で創業56年になります。元々ラックメーカーとして始まり、現在は倉庫・工場に最適なラック・物流機器、作業環境の改善機器、荷役搬送機器、昇降機器など幅広い製品を取り扱っておりますが、一環して物流という世界に特化しております。

    元来、物流の主流は、メーカーが作る製品の原材料を運ぶ、保管する、製品を運ぶ、保管する、というものでした。対して、うちはトヨタの補給部品を修理工場に流通させる工程をメインに行っていました。今のいわゆる消費物流と言われるものです。

    ジャロック様 業務提携インタビュー03 また、もう一つの歴史的背景として、戦後アメリカの製造業の生産拠点が日本に移り、日本に「モノづくりニッポン」の時代がきました。次に、日本国内の生産拠点が中国や東南アジアに移りました。日本には世界中から製品が入ってくる時代となり、さらにEコマースの成長がそれを後押し、国内の物流環境に大きな変化が起こりました。そして今私は、先んじて消費物流に変わったアメリカ、イタリア、ヨーロッパの会社と国内総販売代理店契約を結んで、日本に最先端の物流機器を持ち込んでいます。

    例えば、倉庫の中を冷やすリボリューションファン。これまでは倉庫の中はモノをためる場所だったので、働く人の環境を考える必要がありませんでした。今は、そこが働く場所になり、安全と環境と効率という3つの観点が生まれました。そのために必要なモノを提供させていただいています。

    さらには、上部空間の有効活用。倉庫は天井がとても高い。人が快適に過ごすことを目的とした場所ではないため、建築基準法上で倉庫は、容積率、建蔽率、防火区画、窓など様々な面において非常に緩和されている。昔のようにお蔵で積み上げるんだったら高くていいですが、今のモノ配り物流では、パートさんに高いところのものをとってもらわなければならない。そのための製品も開発しました。50年前のジャロックの消費物流への対応が本業になったということですね。


  • ― 最初にハイピックランナーを見たときは驚きました。あの高さまで人間の方が昇っていくのですね。
    斉藤社長 ラック間の狭い通路の中、人を乗せた昇降機が3メートルほど上がり、商品をピッキングするものですが、アメリカのEコマースの市場でできあがりました。狭い通路もすいすい走ります。これは床に段差や傾きがあると本当に危ないんです。
  • お互いの領域を活かして、信用を高めあう


    ― 業務提携はいつから検討されていましたか。
    斉藤社長 共通の知人がおり、その人を通じて紹介を受けました。お会いする前は、いわゆる建築工事会社の社長という怖そうなイメージを抱いていました。ところが伺ってみると、ビルの最上階、メインマークのイメージカラーブルーが光るエントランスからパリッとした川口社長が現れました。

    メインマークさんとジャロックはビジネスモデルとして非常に似ている部分があります。私たちジャロック社は、国内物流業界にてオンリーワンの商品を取り扱っており、川口社長のところは、物流業界に限らず、商業施設の床の水平化をはかる特許工法を取り扱っています。
    川口 そうですね。弊社は主に商業施設の土間床の傾き、段差を修正する工法を取り扱っています。1年ほど前に斉藤社長と知り合い、お互いの経営手法、営業戦略、マーケティングになどについてコミュニケーションを深めていく中で、これは一緒に何かできるのではと思うようになりました。
  • 斉藤社長 先ほどお話した既存倉庫の上部空間の有効活用は、消費物流へと変遷した中で、現存倉庫の最大のテーマです。

    その際に重要なのが床の水平。上部空間を活用するために高層ラックをレイアウトしたところで、それを支える床に段差や傾きがあると危なくて活用することができません。ラックが傾く、リフトが揺れる、AIロボットは自動停止する、人が高層でピッキングするのにも危険が伴う、やっぱり床が水平であることは一番の条件です。その条件の部分を実に見事に形にするのが「テラテック工法」でした。

    もう一つは、では上部空間活用するための設備導入をとなると、現状の低層ラックに入っているものを全て別の場所へ移動させ、ラックを壊して、そこに高い棚をつくる、作り終えたら荷物をまた元に戻す、これを延べにすると通常1カ月半かかります。当社では、その悩みを解消するため、既存の棚の上にそのまま重ねて高層ラックとして使用できる「タナTSumU」という製品を発売することになりました。

    テラテック工法と全く一緒で、現状のまま営業を止めずに、スペース効率を格段にあげていけるという共通点があります。
    川口 経営者からするとキャッシュフローが止まらないことは、最大のメリットです。キャッシュフローを止めずに、倉庫の効率化となる設備導入をする。全く同じところにニーズが潜んでいて、そこに両社がアプローチできると思っております。

    僕らが工事することでジャロック社の設備導入実績が増える、逆にメインマークのお客様に、自動化設備をご紹介することでジャロックさんも提案できる機会が増える。両社の協力において相乗効果を生み出すことができると考えます。


  • ― 両社にとってはWIN-WINの関係でいけるということですね。
    川口 これまでは、設備導入したいけれど、断念せざるを得ないというお客さんが多くいたと聞いています。自動化したい、だけど床がたわんでしまっている、これじゃハイピックランナーは入れられない。それが解消されます。


  • ― AGVがかなりの普及率を示してきています。インドや中国のAGV市場も活発化しています。
    斉藤社長 まさにAGVまっさかりですよね。弊社もMalu Innovationという会社と提携をすすめ販売を始めます。中国のドローンをつくったメンバーが5年前に立ち上げた会社です。日本初上陸となり、2020年2月に販売開始予定です。そして、こちらに関しても同じように条件は、床面が水平であることになります。

    僕らはマテハン機器販売なので、どうしてもお客様に様々な製品をおすすめする立場ですが使っているところの現場視察にいくと、この床のくぼみは直しておいてください、あるいは見積書の中に、傾斜度何ミリ以内を条件とすると記載しています。でもそれだけでは、お客様にとって不親切ですよね。そこを解消する方法を紹介できるようになりました。

    僕らにとってもメインマークさんとつながっているというだけで、安心感をいだいていただけます。どちらかがどちらかに寄りかかっていない分、お互いの領域を活かして、信用を高めあって、新しい市場をつくっていくことにつながります。
  • 物流業界へ与えるメリット


    ― 物流業界は、はじまって以来の大変革期と言われています。今回の提携が物流業界に与えるメリットとは何でしょうか。


    川口 やはり効率化です。ビジネスはおおよそ同じような流れをくみますが、時間の短縮は、コストの削減に直結しています。

    60日かかるものが40日に短縮されるほうがいい、両社が組んで、最大限の工期短縮を提供できれば、お客様には差分の20日という時間を提供していることになります。それを認識してくれるお客様が今増えている。ここは大きいと思います。
    ジャロック様 業務提携インタビュー06
  • ― 時間への寄与は重要です。物流の需要は伸びているが担い手は減っています。そこで効率化は求められている。


    川口 機械も勿論水平が必要ですが、人が仕事をするのにもやっぱり水平は必要です。傾いた床で作業を続けると、やはり腰・膝・首にきて、そこから労災問題に発展しかねない。座っていたとしても、傾いた場所での作業は、人の体調不良を誘発します。そういった意味での職場環境の改善にも僕らは貢献できる。

    僕らからすると、物流業界を床の下から支える力持ちという感じで貢献させていただければと思っております。


  • ― 最後に一言ずつお願いいたします。


    川口 今、私は建物の傾いた床を直すと話しましたが、そもそも傾くには理由があります。更地に建物を新設するときは、しっかり地盤改良ができます。ただもう、すでに建物がある場合は、直したい地盤に手が届かない。ただその中でも傾かせないようにする、何かの手だてがある。しかも地震が起きるまえにしておけば、被害は最小限になり、日本の物流をとめることはない。それが我々の使命だと考えています。
    斉藤社長 とにかくうちの営業には現場に出向いて、現場の悩みを自分の耳できいてこいといっています。そうした一つの現場の声から生まれた商品が、多くの現場の人を助けるものになります。それを誠実に遂行してくれる優秀な社員がたくさんいます。

    もう一つは、製造に特化する訳ではなく、やはり先人に学ぶこと。生産物流が消費物流に変わりました。それは先にアメリカでおきたこと。先進事例をきちんとキャッチアップし、その時の時代の変化に対応した商品をタイムリーに展開することを強みにしています。 倉庫の上部空間の有効活用は、市場全体のテーマです。それを解決する方法を「モノ」で提案するのではなく、「こと」として提案していければと思います。「倉庫の上部空間有効活用」という「こと」の手段として「床の水平化」「ラックを活用した上部空間活用」「それを活用するマテハン機器」があります。


株式会社ジャロック 代表取締役社長
斉藤 力丸 氏

【事業内容】
株式会社ジャロックは、倉庫・工場に最適なラック・物流機器、作業環境の改善機器、荷役搬送機器、昇降機器など幅広い製品で現場の要望にお応えします。
所在地:東京都中野区中央2-59-18 ジャロックビル
設立年月日:1963年5月
TEL:03-3367-3810
企業サイト:https://www.jaroc.com/